ウサカメ-英語戦記

英語初心者が「英語を話せる」まで、いろいろ模索するブログ。

『脳科学的に正しい英語学習法』を読みました。

自分は英語で何をしたいのだろう?

『脳科学的に正しい英語学習法』を読みました。

 

著者の加藤俊徳氏は、1万人以上の脳の画像を見てきたという脳科学者です。

まったく英語がダメだったという加藤氏は、当時画期的だった技術のMRIのことを知りたいと思い、オランダの国際学会へ行きます。当然、英語はほとんどわからないのですが、学会発表の展示を見ているうちにあることに気づいたそうです。それは、自分の専門である小児科に関連する英語なら何となく意味がわかるということ。この「基礎知識があって知っている単語もたくさんある分野なら読める」という体験が、加藤氏の英語へのスタンスをがらりと変えたそうです。

 

それからの加藤氏は英語に対して前向きになり、英語で論文を投稿しようとまで思うようになります。学校の勉強ではモノにならなかった英語ですが、英語で論文を書こうという目的を持ったときから、勉強が苦にならなくなったそうです。

 

語学は、コミュニケーションのためのツールです。そのツールを使って「やりたいこと」がなければ、学習のモチベーションは高まりません。また、「やりたいこと」が明確でないと、自分にとってどんな英語力が必要なのかわからず、遠回りな勉強法を選ぶことになってしまいます。

高校生のころ、私がなぜ英語を勉強していたのかと言えば、それはテストをパスするためであり、大学受験のためでした。実は、これが英語学習を失敗に追い込む大きな原因だったのです。

   

大事なのは、まずは英語で何がしたいのか、目的を明確にすることだといいます。

外国人をホームパーティに招きたいならおもてなしの言葉を覚える、海外通販したいならそれらのフレーズを覚えるというように、目的に沿った分野の英語なら苦痛ではなくなるし、効率的に勉強できるというのです。

 

自分が好きなもの、興味があるものを使って勉強する

「脳科学的に正しい英語学習法」には、多くの学習法が書かれています。そのなかで僕が取り入れたい(取り入れている)方法は以下の通りです。ポイントは、「自分が好きなものや興味があるものを勉強する」ということ。

 

1. 「自分だけの単語帳」を作る

加藤氏は、「語彙を増やすときは、『自分にとって使用頻度が高いもの、興味・関心があるもの』から取り組むべき」といいます。一方で、語彙強化の方法で薦められないものとして、テストに頻出する語をABC順に覚えていくやり方を挙げています。

 

ABC順に覚える方法は、一見すると、重要な語彙を網羅しやすいように思えます。しかし、自分がほとんど使わない単語や必要性が薄い単語を無理に覚えても、記憶が定着しにくいばかりか、「自分が英語を使う場面」ではほとんど役に立たない可能性が高いでしょう。

 

覚えるべき英単語は、人によって異なります。

僕も、名付けて「川島単語帳」という単語帳を作っています。やり直し英語を始めた頃に『本当に「英語を話したい」キミへ』を読み真似をした方法で、語学が堪能なことで知られるサッカー日本代表の川島選手も、サッカー用語や日常生活で使う単語、自分に関連する単語を覚えていくそうです。僕は、「きゅうり」とか「大根」といった日常で使う単語を集めています。

 

2. 趣味の雑誌を読む

リーディングの鉄則を1つ挙げるとすれば、「自分の欲求に合ったもの、読みたいと思うものを読む」ことに尽きます。特に英語が苦手な人の場合、読みたくもない内容の英文に手をつけるべきではありません。なぜならば、「英語を使いたい、英語で読みたい」といった欲求を高めることこそ、英語学習を継続し、成功に導くための秘訣だからです。

内容を知りたいと思えるもの、読みたいものを読むと、「楽しい英語経験」を積むことができ、脳がより英語に親しむことにも役立ちます。

 

僕も加藤氏と同様の体験をしたことがあります。それは、趣味に関する洋書を取り寄せたときのことです。まだ「やり直し英語」を始めるずっと昔のことなので、当然英語はできません。でも、写真を参考にしながら読んでみると、なんとなくこういうことを言ってるんだろうなというのはわかったのです。趣味の本や雑誌なら、読みたいという好奇心が増します。

 

3. 英語三昧デーをつくる

短期間で効率よくリスニング力をあげたいなら、日本語を排除して英語漬けになるのが理想的な学習法ということになります。

 

一日やっても苦じゃないものありますか?僕の場合は、オンラインゲームしかない!と考えて半日かけて調べてみました。が、いまの英語レベルではハードルが高いので断念しました。

 

英語を勉強しようとしない

『脳科学的に正しい英語学習法』には、脳科学的に見て効率的な学習法が書かれています。たとえば、シャドーイングやディクテーション、多読や精聴、TEDのプレゼンを真似てみたり、SNSを使ったり、英語三昧デーを作ったり、というように昔から「効果がある」と言われる学習法の数々…。

 

正直な感想をいうと、そのなかには新しい発見はありませんでした。「脳科学的に正しい英語学習法」というタイトルから、何かスペシャルなひとつの学習法について言及されているのではないかと期待しすぎてしまったようです。

 

しかし、加藤氏の体験には非常に共感しました。

 

英語は、自分の仕事やライフスタイルに合わせて学ばなければ、実際に「使える英語」を身につけることはできません。

 

あまりやりたくない「勉強」はやめて、モチベーションが上がる方法で英語を身につけていくほうが効率的だし、ラクなのが良いですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

脳科学的に正しい英語学習法

脳科学的に正しい英語学習法

 

 

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