「やり直し英語」をはじめてからの4か月は、単語と英文法を中心に学んできました。
今回は、以前書いた単語学習方法の記事の続きで、文法学習について書き留めておきます。
「やり直し英語」の戦略!?
まず、アラフォーおじさんの「やり直し英語」の戦略!を書くと、
英文を前から理解するクセをつける
ことを最初の目標にしています。
ぼくは学校で、英文を後ろから訳していく「返り読み」を教わりました。
しかし、ぼくたちが日本語の文章を読むときに返り読みをしないように、英語ネイティブも英文を返り読みすることはありません。英文を前から理解していきます。
返り読みをしていると、マシンガンのようなスピードで話すネイティブについていくことはできません。書かれた英文ならまだしも、ナチュラルスピードで聴いている英語を返り読み(聴き?)することは困難です。
そこで、英文を返り読みせずに前から理解する方法として、「英文法」と「多読」を自分なりのやり方で実践しています。
「多読」の方法は、コチラで書きましたので、今回は英文法について書きます。
中学英文法から「やり直し英語」を開始
自分にはフィットしなかった文法書もいくつかありましたが、英文法に関する本は10冊程度を読みました。
すべて、中学英文法レベルです。
「やり直し英語」をはじめて5か月目に入りましたが、あと7か月、1年かけて中学英文法を学んでいこうと思っています。なぜ、高校レベルに進まずに、中学レベルの英文法に集中するのかというと、ネイティブの会話は中学レベルの文法でもOKだという話をネット上でよく見るからです。高校レベルに行かなくていいなら、そのほうが楽ですよね^^
中学英文法の学習方法
実際にどのように学習しているのかというと、暗記はしていません。
文法書を、はじめから終わりまで、通読して終わりにしています。
というのも、単語の暗記で頭がパンク寸前だからです。文法も暗記していたら二重苦…。できるだけストレスフリーで行こうというわけです。学生の頃は詰め込み学習でないと試験に間に合いませんでしたが、いまは特別急ぐ必要はありません。
また、はじめのうちは、中学英文法の全体像を掴めればいいとも考えています。いずれしっかりと覚える必要はあるかもしれませんが、そのときに考えればいいでしょう。
中学英文法学習の具体的な方法
1. 全体像をつかむ。
まずは、定番の文法書に目を通しました。「あ~、こういうのも教わったなあ」という記憶を呼び戻しています。なにせ25年ぶりですので…(^^;
この3冊がお気に入りです。
『中学英語学習事典(絶版)』
『くもんの中学英文法』でも代用できると思います。こういう文法書の基本みたいな本は、辞書と同じで一冊あるとよいと思います。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
『トコトンていねいな英文法レッスン』
上の2冊は超おすすめです。いちど挫折してしまった「やり直し英語」をやる人には、講義形式の本の方が、「勉強」という感じがしなくてよいでしょう。
ぼくは、はじめて英文法書をやり遂げることができました。そして、文法への苦手意識も消えました。
2. 文型と語順を学ぶ
『英文法のトリセツ』シリーズ3冊
上の2冊と似ていて講義形式の本です。文型を中心に学べる本を探していて、この本にたどり着きました。レベルは難しく、文章も難解!?で読みにくかったです。しかし、次の段階に行くためにも読んで良かったと思えた本です。
『意味順英語学習法』

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『「蛍光ペン」で英語が読める」
上の2冊は、まさに語順の本です。中学英文法をある程度理解している人なら、はじめからこれらの本で語順を勉強するのも良いと思います。英文を前から理解するための取っ掛かりとして役に立っています。
まとめ
「英文を前から理解するクセをつける」には、これから膨大な勉強が必要でしょうが、いま使っている本と学習方法をまとめてみました。これから読む本もすでに取り寄せているので、まとまり次第紹介したいと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。