『英語上達完全マップ』を参考に英語のやり直し学習をはじめて、半年が経ちました。
『英語上達完全マップ』とは、森沢洋介氏が提唱している学習方法です。この本に影響を受けて勉強を始める人は多く、カメ男もまたこの本に感激して、「やり直し英語」とこのブログを始めることにしました。
『英語上達完全マップ』は、「瞬間英作文」と「音読」が学習の二本柱です。
今回は、そのうち「瞬間英作文」のやり方を紹介したいと思います。
瞬間英作文トレーニングの手順
いま使っている教材は、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。
レビューはこちら。
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』には、1ページ10文ずつ、全部で790文の英文が収録されています。
Part1が中学1年レベル、Part2が中学2年レベル、Part3が中学3年レベルというように3パートにわかれます。
練習パートは3部に分かれています。part1を仕上げてからpart2に移り、part2を仕上げてpart3に進むというように、必ずパートごとに完成してください。一つのパートの完成は、日本文を即座に滑らかな英文に変える瞬間英作文がパート全体を通してできるようになることが条件です。
紹介されている手順では、3つのパートに分かれた内容をいっぺんにやるのではなく、1パートずつマスターしながら進むのが良いとされています。
さらに、その1パートを仕上げる手順にも効率的な方法があるそうです。
全体の瞬間英作文を完成させるためには、テキストをいくつかの部分に分けて(セグメント分割)、セグメントごとにサイクル法で仕上げていくのが効率的です。
たとえば、Part2は34文型で構成されています。その34文型をさらに細かく、11~12文型ずつ3つのセグメントに分割します。
セグメントに分けたら、それを「サイクル法」でトレーニングしていきます。
1 日本語文を見て英作文
2 英文を見て答えを合わせ
3 英文を口に落ち着ける
4 英作の流し
1~4が、第1サイクルです。第2サイクル以降は、少しやり方を変えて行います(本書参照)。
セグメントが仕上がるまで(瞬間的に英作文ができるまで)、何度もサイクルを繰り返します(サイクル法)。
ひとつのセグメントが仕上がったら、次のセグメントに進みます。3つにわけたセグメントが仕上がったら、今度はpart全体をサイクル法で仕上げます。
カメ男の進み方
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』のレイアウトは、左に日本語訳、右に英文です。
上のやり方で、左の日本語訳を見て、1文ずつ英作文していきます。1文にあまり時間をかけずに、分からなかったらすぐに英文を見て答え合わせをします。何度か口に出して、英文を口に落ち着けます。
1ページの10文を終えたら、はじめに戻って英文を音読します。音読は2回して終了です。
カメ男は「30分」をキッチンタイマーにセットしてから学習を開始します。
30分で行けるところまで、上の方法で「どんどん」やります。
でも、はじめは5ページ、50文程度が精いっぱい…。現在は7~9ページぐらい進んでいます。
セグメント分割はしていません。partを大きなセグメントとして考えていて、partをサイクル法で仕上げています。
part1は楽だったので、一周しただけで飛ばしました。part2を5サイクルしたところでpart3に進み、part3も5サイクルしました。現在は、part2からpart3まで通しての6サイクル目に入っています。10~15サイクルで終えられるといいなと思っています。
瞬間英作文が楽しくなってきた
瞬間英作文の正しいやり方を知りたい方は、『英語上達完全マップ』あるいは、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を参考にされると良いでしょう。
正直、最初は『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』をやり遂げる自信はありませんでした。本書を購入した当初は、part1を見ただけで嫌な気分になったものです。
しかし、中学英文法を簡単にやり直した後に、本書に目を通すと一変しました。part3までつっかえながらも言えるようになっていたのです。
そして、サイクルを繰り返すうちに、英作文が楽しくなってきました。カンタンな英文でも、「作れる」と、自信になるようです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
(引用はすべて『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
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