もう一度、英語の勉強をやり直すなら…。
英語を「独学」で勉強していると、非効率になりがちです。
なぜなら、世の中には私たちを悩ます魅力的な学習法がたくさん溢れているから。
「一週間でやり直し!」「○△完全マップ」「英語脳をつくる」「△□マラソン」…
あっちも、こっちも、気になる♪
と、自分に合う勉強法を探してさまよってしまうからです。
ぼく自身がまさにそうで、この1年の勉強は非効率だったと反省しています。
でも、いろいろ試すなかで、自分に合った効率的な方法も見つかりました。
そこで、「もし英語の勉強を始めようと決意した1年前の自分自身にアドバイスするなら…」という視点で学習プランを考えてみました(暇ですいません)。
1年間、何を勉強してきたのか振り返ってみる(学習記録)
ほな自分に「メチャクチャ効率的な学習プラン」を授けたるわ…
と、その前に、ここまでどのように勉強してきたのか、そして、何がダメだったのかを反省してみます。
「英語が話せる」ことを目標に、中学1年生レベルからスタート。
1年間826時間。1日平均2時間15分の勉強時間を確保。
↓
【1年前】TOEIC模試スコアレンジ 95-180点
【現在】TOEIC模試スコアレンジ(最高) 505-695点
TOEICテストスコア待ち 2月末発表
これが1年間の学習記録です。
表は、教材を使用した期間を表しています。
これを見ると、教材を“とっかえひっかえ”しているのが一目瞭然です。う~む、非効率(^^;
1年を英語の勉強を振り返ってムダだったもの
表には、やらなくて良かった教材が散見されます。
とくに、語彙強化(緑色)がムダでした。
単語帳の効果は確かにある。でも、音読などの他の勉強をするなかで覚えていけばよかった。
とくに、ダイアログ形式の単語帳を使うと効果的でした。ダイアログ形式の単語帳には、比較的長めの文のなかに覚えるべき単語がちりばめてあります。長文を音読やシャドーイングして耳を鍛えつつ、語彙を身につける。これは、一石二鳥ですね。
単語帳での語彙強化には、約1/3の学習時間(300時間)もかけたのですが…。あ~もったいない。
あとは、10か月目からの、TOEIC特化の勉強。
これは、完全に道を見失ってしまった例です。
TOEICテストが近づいてきたら、「ブログに惨めな結果を公開したくない!」と焦ってしまって、TOEIC特化に傾いてしまったのです。
ここには、なんと3か月を費やしてしまいました。ほえー。
細かいところでは、中途半端な多読、発音のフォニックスあたりも…。改善点はいくらでも見つけられます。
もう一度英語をやり直すなら、音読を中心に!
まあ、「勉強」には、ムダはないのかもしれません。
でも、もう少し効率的にやるなら、こんな感じでやればよかったのかなと思います。
見た目、シンプルになりました。
このなかで、一番力を入れたいのは音読です。
なぜなら、1年間勉強してきたなかで、音読が一番効果があったから。
今なら、音読には、英検用の単語帳『文で覚える単熟語』シリーズを使います。
『文で覚える単熟語』は単語帳ですが、上に書いたように効率的なダイアログ形式です。
そして、英検用教材は、3級、準2級、2級と、自分のレベルに合った教材を使用できるところが良いところ。英検が目標の人は、1冊終わらせたら受験で力試し、という感じでステップアップしていくのが楽しそうですね。
同じテストでも、TOEICではすべてのレベルの人が一緒に同じ難易度の問題を解きます。したがって、教材のレベル分けも困難で、初級者には敷居が高いです。
1年前にこの事実に気付いていたら、ブログ名も『ウサカメ-TOEIC英語戦記』ではなくて、『英検戦記』だったかもな(どうでもいい笑)。
ただし、CDに問題があるかもしれません(実は、CDは聴いていない。構成を見る限り不満がある)。
なので、『CD付 英検3級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)』のあとは、習得状況をみて
- 『大学入試 読んで覚える英単語 標準編―3000語レベル (LONGMAN Vocabulary Series)』
- 『大学入試 読んで覚える英単語【発展編】 (LONGMAN Vocabulary Series)』
のどちらかを使います。
英語学習の効率をあげたいなら、じっくり計画を立てたい
上の表のとおりにやると、半年(赤線まで)で自分がやった範囲の中学英語(9か月分)が終わる計算です。
そして、半年の勉強のあとの7か月目からは、TOEIC対策はやらずに、現在の『学習計画vol.12』に沿ってやって行く。そうすると、1年分を半年に短縮できることに。
回り道も遠回りも面白いけど、残りの時間を意識しはじめたオジサンだから効率も考えていきたいところです。
来年はこんな企画はやりたくないな。
ていうか、こんなこと考えてないで勉強しろ~。
最後まで読んで頂きありがとうございました。